こんにちは^^
練馬区石神井公園駅徒歩2分 アロマボディマッサージ・フェイシャル・足裏リフレのアロマテラピーサロン プランチュールの成澤です。
月経前ちょっとしたことでイライラするなど、気分の浮き沈みを感じる事があると思いますが、男の人にはなかなかわからないこのつらさ・・女性なら経験した事がある方も多いんではないでしょうか?
それに、この感情をコントロールするのって難しくないですか?
今日は月経前に起こる心の浮き沈みと、それに対処するアロマについてお話します。
月経前に起こる心身の変化
月経前に起こる体や心の不安定な症状を【月経前症候群(PMS)】といいます。
これは吐き気や下腹部痛などの体の不調や気分の浮き沈みが現れ少し辛いけど、月経が始まる頃に徐々に消えていきます。
PMSは多くの女性が経験する症状です。
このPMSで精神症状が酷くなることを【月経前不快気分障害(PMDD)】といいます。
こちらは月経のある女性の5%くらいに現れるもので、不安になる、急に悲しくなる等の抑うつ感や、イライラが収まらない、暴力的になるなど、普段は全くうつ症状のない人が、生理1,2週間前から月経が始まるくらいまでの限定でこのような症状が現れます。
ではこのつらい症状の原因はなんでしょう?
変化するホルモンバランス
女性の体には月経周期があり、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンのバランスの変化が月経前の不快な症状の原因ではないかと言われています。
エストロゲンにはセロトニンという精神を安定させてくれる神経伝達物質が働く機能を高めてくれるます。
このエストロゲンは月経が終わるころに徐々に増え、排卵期(月経が来る約2週間前)に少しずつ減少します。
またプロゲステロンは、インスリンという血中の糖濃度を下げる働きのあるホルモンを抑制します。
糖が下がらないので体はたくさんのインスリンを出そうとして今度は急激に糖の濃度が下がってしまいます。
それによって糖の濃度を上げようと今度はアドレナリンというホルモンが分泌されます。
アドレナリンは興奮させる作用があるので、イライラしやすい精神状態になります。
プロゲステロンは排卵後増えはじめ、月経が来る7日前くらいから減少します。
このように月経が来る2週間くらい前(排卵日あたり)になるとセロトニンが働きにくくなり、さらにアドレナリンの分泌量が増えてしまうとイライラしやすくなってしまうんですね。
ということはセロトニンを増やしてあげれば、月経前のイライラももしかしたら軽減できるかも!?ということで・・
セロトニン分泌を促すアロマ
エステル系の酢酸リナリルという成分がセロトニンの分泌を促してくれるといわれています。
この成分を含むアロマは
◆ラベンダートゥルー
◆クラリセージ
◆ベルガモット
◆プチグレン
◆ネロリ
◆マジョラム
などがあります。
クラリセージは香りが強く個性的なので好き嫌いが分かれるアロマですが、月経前だととてもいい香りに感じるとおっしゃるお客様が多いです。
このようなアロマを使って、お部屋に香らせてみたり、お風呂や足浴に入れる、植物オイルに混ぜてお腹や腰回りをやさしくマッサージしてあげると良いと思います。
もし自分でマッサージするのは面倒だな・・と思うときはぜひプランチュールのトリートメントを受けてみてください(笑)
月経は女性にとっては気が重いものになってしまいがちですが、アロマテラピーを活用することで過ごしやすく気分も前向きにしてくれるお手伝いが出来ると思います。
またホルモンバランスを整えていくには、バランスの良い食事や、睡眠の質なども関係しますので、生理前の不調がきついなと感じたら、一度見直してみるのもいいかもしれませんね。